介護保険とは

  • 介護保険とは何ですか?

    名前のように保険です。支払われる基になるお金は、皆様が毎月支払っている保険料です。
    対象となるのは40歳以上の方々です。保険料を支払い、専門家による「要介護認定」で介護が必要な状態と判断されたら、保険を使って在宅や施設での介護サービスを使うことができます。利用する場合は、かかった費用の1割を利用料として利用者が支払います。
    保険料やサービス給付のありかたは、65歳以上(第1号被保険者)と40から64歳(第2号被保険者)とで異なり、65歳以上の保険料はサービス量に比例するため、 市区町村によって異なります。また、要介護状態と認定されればどんな病気でもサービスが使える65歳以上と違って、40から64歳では初老期痴呆(ちほう)など老化が原因とされる病気(特定疾病)から要介護状態になった場合に限られます。


  • どうすれば利用できますか?

    介護が必要な状態になったときは、区市町村の窓口に「要介護認定」の申請をして、どの程度の介護が必要な状態か認定を受ける必要があります。介護または支援が必要であるという認定を受けた方は、その度合い (要支援、要介護1から5)により定められた限度額の範囲内で、居宅介護支援事業者に居宅サービス計画(ケアプラン)を作成してもらいサービスを受けます。
    また、要介護1から5の認定を受けた場合、介護保険施設に入所することもできます。
    非該当(自立)と判定された場合は、介護保険の利用はできません。


  • 料金はいくらでしょうか?(利用者負担分)
    身体介護
    30分未満 248円
    30分から1時間未満 431円
    1時間から1時間30分未満 626円
    生活援助
    30分から1時間未満 223円
    1時間から1時間30分未満 312円

    早朝(午前6時から8時)、夜間(午後6時から10時)は25%増し深夜は50%増し。
    通院・通所等に行く時、福祉タクシーを利用した場合所定の運賃に乗降介護1回100円プラス。
    その他、詳しくはサービス提供事業者・ケアマネージャーにご確認ください。


  • サービス内容の途中変更はできますか?

    最初に決められたケアプランのサービスが始まったが、「考えた内容と違う」「自分の症状に変化があったので、今までと違った内容にしてほしい」「業者を変えたい」等。意見や希望をケアマネージャーに相談してください。
    ケアマネージャー、及び訪問介護の業者は利用者が自由に選ぶ事ができます。